中学校に行きたくても、行くことができない…。
学校の事を考えるだけで、お腹が痛くなる。
さらに親に学校の事を言われると、トイレからでることができなくなったり、
中学校に行くことが不可能、、、と思うほど、深刻な子どもの過敏性腸症候群の症状。
幸い、学校の事を考えなければ、お腹が痛くならないこと。(整腸薬は飲んでいますが)
中学校の先生の勧めで、適応指導教室に通い出してから、少しずつ子どもが変わってきました。
適応指導教室にたとえ、10分でも20分でも行くことができる。
長いときでも30分ぐらい。適応指導教室の先生に直接会って、たわいのない話をする。
これだけでも、子どもにとっては自信につながったようで、
適応指導教室に通う日数が増えれば、増えるほど、子どもの心は元気になってきました。
ただ、今まで不登校になり、ひきこもりのような生活を送っていたので、
たとえ10分でも適応指導教室に通うことで、精神的に疲れてしまって、
家に帰るとぐったり、ということも、たびたびありました。
なんだろう、親の私から見ても、以前の明るかった子どもに戻ったような、
心が元気になるって、こんなことだったんだ♪と思うくらい、
家でも、適応指導教室でも、子どもの笑顔の数が増えました。
ただ、真面目すぎる子どもなので、適応指導教室に通う!と決めると、
絶対に行かなくてはいけないと思ってしまうので、
その点は適応指導教室の先生も、無理はしなくていい。
どうしても行くことができない日は、無理しなくていいから。
少しずつここに通う時間を長くすればいい、とおっしゃってくれました。
先生のおかげか、子どもも無理しなくていいんだ。
絶対に適応指導教室に行かなきゃいけない、と思わなくていい。
と心の負担軽くなったみたいです…。
最初は行くことを嫌がっていた適応指導教室も、日を追うごとに自分から支度をして、
準備をして、「お母さん、準備できた?適応指導教室に送って行って。」
と言い出すほど、積極的になってきました。
家の外に出ること。外に自分の場所を作ること。少しずつでもいいから、人とのつながりを作ること。
これらが、子どもの心を変えるほど大切な事だった、と改めて思いました。
半ば強制的に、子どもを適応指導教室に連れて行ったこと。
これも良かったのかな、と思っています。
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