雑記

不登校=だめなことではない。自分を信じることで出来た卒業式

ストレスから過敏性腸症候群になって、中学校に登校することができなくなったわが息子。当初は中学校のことを考えるだけでもお腹が痛くなる。中学2年生の一学期にクラス替えがあり1か月ほど学校に行くことができたものの、また登校できなくなる。

一時は中学校のそばに行くだけでもお腹が痛くなる。家族で出かけるときでも、知り合いに会いたくないから、と出かけるのを拒否。どうしても出かけなきゃいけないときは普段はかぶらない帽子を深くかぶり、誰の顔を見ないようにと下を向きながら出かけました。

 

■ほかの子どもよりも劣っている?子どもだけでなく、親もストレスを抱える日々…

中学2年生で再び中学校に登校できなくなったときは、子どもだけでなく、親の私もどうしてよいかわからなくなって、学校に行けないこと=ほかの子どもよりも劣っているという気持ちでいっぱいでした。なんでほかの子どもができることが、うちの子どもにはできないのか?

お腹が痛くなるのも本当なのか?仮病を使っているんじゃないか、調子が悪い調子が悪いというのは、思い込みじゃないのか?と、親の私でも子どもを責めてしまうことも多々ありました。

それが適応指導教室に通うことができるようになり、ひとつ一つ自信をつけ、笑顔が出るようになり、気がついたらお腹が痛くなることもなくなっていたこと。自分のペースで着実に一歩一歩できることを達成していった結果、公立高校にも無事合格することができた。

 

■自分を信じること、当たり前のことができる嬉しさ…

それで、先日、無事中学校を卒業することができました。多分、子どもが何事もなく普通に中学校に通っていたら、中学卒業なんてさらっと流していたかもしれません。不登校で中学3年のうち半年ほどしか教室に顔を出すこともできなかった。特に2年生の1学期の途中から3年生の間も教室に顔を出すこともできず、みんなの中に混ざったのは修学旅行くらい。中学校の卒業式も、卒業式の間クラスのみんなの中に入って卒業証書をもらう、なんてことは無理だと思っていました。卒業式にも参加することができず、みんなが帰ったあとにこっそりと卒業証書を取りに行くんだろうな、と思っていました。

親の予想とは裏腹に、みんなの中に混じって卒業式に参加して、体育館のステージに上がり卒業証書を受け取ることができました。子どもが卒業証書をうけとる姿を見たら、親の私のほうが感動してしまいました…。

前日まで、絶対みんなと一緒に卒業証書を受け取るなんて無理!!とお腹が痛くなるくらい、考え込んでいたのですが、、、卒業式の当日に、不登校でも一生懸命にサポートしてくれた担任の先生、学年主任の先生、それに適応指導室の先生に頑張る姿を見せたい、という思いもあったのかもしれません…。

 

中学校不登校だからこそ、成長できた3年間

不登校だからこと、体験できたこと。先生方のやさしさやありがたさ。普通になにごとも問題なく中学校に通えたら、またそれはそれでいいのですが、不登校になったからこそ、心が折れそうになったとき、自分に自信がなくなっていたとき、先生方があたたかくサポートしてくれたこと。自分で決めた小さな目標を達成できたときに、自分のことのように先生方が喜んでくれたこと。人の温かさや思いやり、感謝の気持ちなど、人間に大切な経験をこの中学3年生で体験できたことを嬉しく思っています。親である私も、人ってこんなに温かいんだ、と子どもを取り巻く先生方の行動に感謝の心でいっぱいになりました。

中学3年間は辛かったけれど、辛かったからこそ、今がとても幸せに感じること。不登校を乗り越えて高校生活をはじめる子どもをあたたかく見守っていきたいと思いました

 

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