自分の子どもが、朝の登校時間になるとトイレから出ることができない。
母親が仕事で、朝忙しくバタバタしているときに、子どもがお腹が痛いと訴える。
毎日じゃなくても、たまにお腹が痛くて学校に行きたくない、と親に訴える。
過敏性腸症候群の腹痛は、一時的なものだったり、学校を休めるとわかると安心してお腹もおさまることも多いこと。私自身、子どもがずっと仮病で腹痛がすると訴えていた、と思っていました。
腹痛なんて仮病でしょ、学校に行ってどうしてもお腹が痛いのなら、保健室で休んでいればいい。
なんて、ひどいことを言ったり…。
お子さんの腹痛が続いたり、朝登校をぐずることがあったら、お互いに冷静な時にしっかりと話を聞いてあげてみてください。親が一方的に責めるように話すのではなく、子どもの気持ちに共感するように話しかけてみると、子どももつい、ぽろっと学校での悩みを打ち明けてくれるかもしれません…。
子どもにとって、一番辛いのは、腹痛があっても親に信じてもらえないこと。腹痛の辛さをわかってもらえないこと。
これが一番こたえると思います。
今の世の中、子どもだけでなく、親もストレスを抱える時代です…。いつも時間に追われたり、仕事や家事、子育て、やることがたくさんありすぎて、いっぱいいっぱいになってしまう…。
仕事はお金をもらうもの、簡単に休んだり手を抜く事はできないけれど、家事はちょっと手を抜く事もできます。子どもの様子が変だな、と感じたら、子どもと2人の時間を作って気分転換に出かけてみる、とか、子どもに安心させること。いつでも味方なんだよ、と言うことを教えてあげるだけでも、安心してもらえると思います。
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